




当院では最新の超音波検査機器を導入しています。以下のように様々なメリットがある超音波検査は、当院がもっとも力を入れている検査の一つです。
腹部のほぼすべての臓器の検査・評価に用いることができ、心臓の評価に用いるものとしてはもっとも優れています。
ペットも高齢になると人間と同様、腫瘍の発生率が高くなります。動物の医療では血液検査での腫瘍の早期発見が難しいため、超音波検査が非常に有効となります。
麻酔を必要とせず、痛みも伴わないので安全・安心な検査です。高齢の動物にも適しています。(まれに鎮静が必要なこともあります)。
CT・MRIと比べると安価なため、飼い主様の経済的な負担を軽減できます。

シーズー 雄 7才
主訴:健康診断にて心臓の雑音を聴取
心臓の超音波検査にて僧帽弁閉鎖不全症と診断。現在は内科的治療を行っている。
※僧帽弁閉鎖不全症
→高齢の小型犬で多い心臓疾患の一つ

雑種犬 メス 8才
主訴:嘔吐、食欲不振、水をよく飲む
超音波検査にて拡張した子宮を認める。
手術にて子宮を摘出、
病理検査にて子宮蓄膿症、顆粒膜細胞腫と診断

ミニチュアダックスフント 雄 2才
主訴:慢性嘔吐、下痢、体重減少
超音波検査にて、肥厚した小腸、腹腔内リンパ節の腫脹を認める。
細胞診にて高悪性度リンパ腫と診断。
抗癌剤にて治療中。

ミニチュアシュナウザー メス 4才
主訴:血尿、頻尿
超音波検査にて膀胱結石を認める。
現在、食事療法にて結石は改善。

トイ・プードル メス 7才
主訴:急性嘔吐、腹痛、食欲不振、発熱
超音波検査にて膀胱・尿管結石、腎孟の拡張を認める。
腎孟腎炎と診断。
内視鏡検査は胃腸の精査を目的に行う検査の一つです。もっとも多い主訴である嘔吐や下痢などの検査にも用います。触診やレントゲン検査、バリウム検査では分からない異常も発見できる検査です。
そして獣医療でもっとも内視鏡を有効活用できるものに、異物の摘出があります。食道につまらせてしまったものや、誤って飲み込んでしまった異物(おもちゃ、種、プラスチック製品、金属製品など)も、大きさによっては内視鏡で取り出すことができます。手術で胃切開を行うよりも動物への負担が少ないという特徴があります。

ミニチュアダックスフント 雄 2才
主訴:ゴム製のおもちゃを誤食
内視鏡にて胃内におもちゃを確認、内視鏡鉗子にて摘出

雑種犬 雄 11才
主訴:慢性嘔吐、体重減少
内視鏡にて胃潰瘍を認める。
内視鏡生検により胃腺癌と診断。

ミニチュアダックスフント 雄 10才
主訴:下痢、血便が止まらない
内視鏡にて大腸に腫瘤を確認。
内視鏡生検にて大腸腺腫と診断。

マルチーズ メス 8才
主訴:2ヶ月以上続く下痢、体重減少
内視鏡にてリンパ管拡張所見を認める。
内視鏡生検によりリンパ球形質細胞性腸炎、リンパ管拡張症と診断
現在、内科治療で症状は改善。


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