【年中無休】埼玉県 川口・鳩ヶ谷・蕨・東浦和・東京都北区赤羽の動物病院

歯蓋

診療百科

歯蓋とは、正常に生えつつある歯の上に、歯肉が過剰に覆い被さってしまっている状態です。覆っている歯肉のせいでそれ以上歯が生えることができず、そのまま放っておくと将来歯の嚢胞や腫瘍になりやすくなってしまいます。

そのため、できるかぎり成長期に過剰な歯肉を切除し、正常な歯の萌出を促してあげなくてはいけません。 歯の処置時には歯茎の下に歯が埋もれているのではなく、歯が無い(欠歯)こともあるため、歯科レントゲンでの確認が必要になります。

下は術後1ヶ月後の写真です。上顎の第4前臼歯が綺麗に生えてきています。他の部位も全てしっかり歯科処置を行ったため、正常な噛み合わせができるようになりました。

種別

ビションフリーゼ

年齢

生後7ヶ月

性別

その他コメント

去勢手術の相談で来院された際に、歯茎が盛り上がって歯が埋まっている状態が見られました。飼い主様と相談の上、去勢手術の時に一緒に「歯蓋切除」を実施しました。その後は歯が正常に萌出し、正しい噛み合わせとなってくれました。

関連情報

PAGE TOP